悲しさと憤り

とても悲しい出来事がありました。簡単に言うと、「料金未納」です。

とある病気で入院していた猫ちゃん。

治療の甲斐あって元気になり、退院を迎えました。

退院可能なことと料金を午前に電話でお伝えしましたが、午後入電があり入院費が支払えないとのことでした。

翌週には給料が入るので・・・ということで、私も鬼ではありません、支払誓約書を記入していただき、退院となりました。

ところが期日を過ぎてもお支払いどころか連絡もありません。

こちらから何度か電話をし留守電を入れても全て無視されてしまいました。

実は病院でも動物病院でも、料金未納問題は非常に深刻です。どこの病院でも少なからず未納金を抱えています。そしてそれが経営を圧迫している場合もあります。

我々は動物を助けたい一心で治療をし(もちろん費用面を考慮し、強制的にはいたしません)、休日にはスタッフにも来てもらって治療をしています。

それに対する対価をいただくことで更に投資を行い、よりよい獣医療が提供できるように頑張っています。

そんな我々の気持ちを踏みにじられた思いです。深い悲しみと憤りを感じています。

レストランで食い逃げをしているのと同じです。

交通違反切符でもそうですが、「無視し続ければいつか請求してこなくなる」といったライフハックがネットで出てくることがありますが、そんなことはありません。

先日も警視庁管轄で交通違反の罰金を払っていなかった人たちが強制執行で差し押さえにあっていましたね。

動物病院経営をしていると忙しくてそこまで請求してこないだろうと思われるかもしれませんが、自分の家族や従業員を守るためにも、弁護士と裁判所を通じて必ず回収します。

きちんと治療費をお支払いされているその他の99%の飼主様が馬鹿を見ることがあってはならないのです。

本当は裁判で強制執行になる前に払っていただきたいですが・・・モヤモヤしてしまいますね。